イオン「トップバリュ」5000品目、6月末まで価格据え置き

流通

 イオン(本社・千葉市美浜区)は、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の食料品・日用品約5000品目の価格据え置きを2022年6月30日まで延長する。(写真は、滝川市本町4丁目の「マックスバリュ滝川本町店」)

 イオンは、2021年9月13日から「トップバリュ」の食料品約3000品目の価格を据え置いてきた。2022年1月からは、日用品の「トップバリュ」など約2000品目を追加、約5000品目の価格を据え置いてきた。ここにきて、世界的な原料価格や原油価格の高騰などによって、生活必需品の値上げが相次いでいるが、同社は独自物流の効率化や販売量拡大などの企業努力によって、価格据え置きを延長することにした。

 イオンは、2021年9月13日から「トップバリュ」の価格据え置きを開始、同年12月21日には価格据え置きを2022年3月31日まで延長すると発表していた。商品価格の上昇がスーパーの来店頻度減少や買い控えに繋がっていることを受け、今回さらに延長期間を伸ばすことにしたもので、スーパー間競争で優位性を確保する意向。北海道ではイオン北海道(本社・札幌市白石区)が展開する「イオン」36店舗、「イオンスーパーセンター」3店舗、「マックスバリュ」63店舗、「ザ・ビッグ」19店舗、「フードセンター」3店舗、「まいばすけっと」41店舗の計165店舗(2022年3月1日現在)で実施している。

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