セコマ(本社・札幌市中央区)の子会社セイコーマート(同・同)は、3月11日に「セイコーマート定山渓温泉店」(同市南区定山渓東3丁目240-1)をオープンさせた。既存店舗の移転新築で駐車場を広く取っており、ネイビーカラーの最新店舗となっている。(写真は、3月11日にオープンした「セイコーマート定山渓温泉店」)
新店舗は、国道230号線沿いで、定山渓温泉街に向かう道路との三叉路付近に立地。ここから、国道230号線の札幌寄り約500m離れたところにあった「セイコーマート白糸店」(定山渓東2丁目97-1)を移転新築したもの。新店舗は駐車台数を従来の倍以上収容できるようにしたほか、店内には道内各地のお土産品を集めたコーナーも展開、観光地向けのMD(マーチャンダイジング)も採用している。
定山渓温泉では、既存店舗を2016年11月に建て替えリニューアルした「ローソン定山渓温泉東店」(定山渓温泉東3丁目199-1)、「サンクス」から2017年1月に転換した「ファミリーマート定山渓店」(定山渓温泉東3丁目228)がある。「セブンーイレブン」は展開していない。
定山渓を走る国道230号線は現在、2・8㎞の区間を4車線に拡幅する工事を行っている。2021年11月には新白糸トンネル開通による通行方法の変更があった。拡幅工事は2022年度には完了する見通しで、季節渋滞の緩和が進むことになり、「セイコーマート」はそれに向けたタイミングで移転新築した。