東光ストア、「行啓通店」(札幌市中央区)をリニューアル

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループの東光ストア(同・同市豊平区)は3月9日、「行啓通店」(同市中央区南14条西9丁目1-15)をリニューアルオープンさせた。冷ケースの一部交換や冷凍食品の品揃え強化、支払いセルフレジの台数を増やすなど買い回り性を高めた。(写真は、リニューアルオープンした「東光ストア行啓通店」)
(写真は、冷ケースを取り替えた冷凍食品コーナー)

 3月6日から8日まで3日間休業してリニューアル工事を行った。冷ケースを一部入れ替えて冷凍食品の品揃えや冷凍畜産品の品揃えを増やした。また、エンド部分を省スペース化してコンドラを増やし、常設商品も増やした。100円均一コーナーを取り除いてリカー売り場をやや広げたほか、レジ回りを広くして支払いセルフレジを5台、通常レジを1台にしてレジ待ち時間の短縮を図った。また、店内照明も全面交換した。9日は、開店を待ちわびた買い物客が集まり、店内にレジ待ちのお客が通路いっぱいになったため、一時入場を制限した。

(写真は、スペースを広げたリカー売り場=いずれも許可を受けて撮影)

「行啓通店」は、1973年11月にオープンした店舗。定鉄商事の時代に「東急ストア」2号店として開店したものだが、1号店が閉店していることから東光ストアにとっては実質上の1号店の扱い。当初は、じょうてつのボウリング場跡を改装して利用していたが、1979年5月に現在の店舗に建て替えている。店舗面積は食品売り場(約310坪)と直営の衣料品売り場、テナントの「アサヒドラッグ」を含めて約672坪。オープンから今年は49年目で、地域に根付いた食品スーパーとして利用されており、収益力のある店舗。リニューアルによって買い物客のニーズに対応していく。

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