コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、2022年10月に 「コープさっぽろそうえん店」(札幌市中央区北10条西23丁目1-1)を新規出店する。札幌市に大規模小売店舗立地法に基づく新設届け出を行った。(写真は、「コープさっぽろそうえん店」の予定地)

 出店場所は、札幌中央卸売市場の場外市場の近くで、現在は場外市場駐車場、契約者駐車場として利用されている。周辺には、コープさっぽろの「宅配トドック札幌中央センター」や「西松屋札幌中央店」などがある。敷地面積は約1199坪(3957・53㎡)、そのうち建築面積として約662坪(2185・79㎡)を使い、2階建ての店舗を建設する。延べ床面積は約1283坪(4235・77㎡)。1階にコープさっぽろの売り場(売り場面積約416坪=1373・28㎡)、2階は物販店舗(売り場面積約440坪=1452・83㎡)とする。土地は賃借して、建物は自前で建設する。駐車場の収容台数は99台、駐輪場の収容台数は64台、荷捌き施設の面積は約27坪(90㎡)。オープン予定日は2022年10月23日。

 コープさっぽろは、2021年11月に「やまはな店」(札幌市中央区南22条西10丁目)を出店しており、それに続く中央区内の新規店舗になる。2階の物販店舗は未定としているが、「やまはな店」に続き、「無印良品」が出店する可能性が高い。新店舗予定地の近くには、コープさっぽろの「琴似二十四軒店」(西区二十四軒1条5丁目)があったが、2016年12月に「二十四軒店」(二十四軒3条1丁目)をオープンさせ移転している。

 桑園地区はマンション建設が活発で人口増加地区の一つだが、スーパーは大型の「イオン札幌桑園店」(北8条西14丁目)、小型の「コープさっぽろ植物園店」(北5条西11丁目)、「まるやす本店」(北10条西19丁目)しかなかった。「コープさっぽろそうえん店」の出店によって、桑園地区の買い物環境は大きく変わりそうだ。
※ 2022年3月4日読者のご指摘により、記事一部修正しました。



105人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。