作業服・作業用品チェーンのワークマン(東京本部・東京都台東区)は、函館市内2店舗目となる「ワークマンプラス函館北美原店」(函館市北美原1丁目)を今秋にもオープンさせる。函館市内1店舗から約2年ぶりの新規出店になる。(写真は「ワークマンプラス」の店舗)

「ワークマンプラス函館北美原店」は、亀田外郭通と美原学園通の交差点近くの美原学園通沿いに出店する。カーディーラーモリタの隣で、更地になっていた場所。「ワークマンプラス」は、作業着・作業用品、履物などの専門店「ワークマン」の利用客を一般向けにも広げた機能性ウェアの専門店。「ワークマン」の品揃えとほぼ変わらないが、日常生活や普段着向けに品揃えやマーケティングを変えている。

 ワークマンは現在、この新店舗のフランチャイズ(FC)経営者を募集しているが、その告知によると、「ワークマンプラス」と「GU」は相乗効果が高いとしており、「ワークマンプラスがGUの近くに後発出店すると、GUの売り上げが3割伸びた」としている。新店舗の近くには、函館昭和タウンプラザがあって「ユニクロ」や「GU」などが商業集積していることから、相乗効果が高い店舗とアピールしている。

「ワークマンプラス」の2021年の出店は、9月2日の「札幌八軒店」(札幌市西区)と「恵庭店」(恵庭市)、同月16日の「釧路店」(釧路市)、12月9日の「札幌北20条店」(札幌市東区)の4店舗だった。今回の「函館北美原店」は、それに続く出店となり、これにより道内店舗数は「ワークマン」を含めて24店舗になる。函館市内には、2020年12月17日にオープンさせた「ワークマンプラス函館花園店」(花園町19-26)がある。なお、新店舗の近くには同業態の「プロノ函館美原店」(美原3丁目52-1)が営業している。


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