イオン北海道(本社・札幌市白石区)は1月8日から10日(月・祝)までの3日間、「イオンモール札幌平岡」(同市清田区平岡3条5丁目3-1)の1階センターコートで、さっぽろ圏12市町村の特産品などを揃えた「さっぽろ連携中枢都市圏フェア」を開催している。(写真は、8日に行われた「さっぽろ連携中枢都市圏フェア」のセレモニー。左から、恵庭市・原田裕市長、札幌市・秋元克広市長、イオン北海道・青栁英樹社長)
(写真は、12市町村の特産品ひと揃いを「さっぽろ連携中枢都市圏WAON」で購入した秋元市長)
「さっぽろ連携中枢都市圏」は、札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、石狩郡当別町、同郡新篠津村、空知郡南幌町、夕張郡長沼町の12市町村で構成される圏域で、活力を維持、魅力あるまちづくりを進めるため2019年3月に形成された。イオン北海道は、同年7月に同都市圏とまちづくりパートナー協定を締結、今回はこの協定の一環として中枢都市圏を構成する12市町村の魅力を伝えるために開催することにした。
8日には、「イオンモール札幌平岡」でセレモニーが開催され、札幌市の秋元克広市長は、「さっぽろ連携中枢都市圏は、圏域全体の発展に向け協働して事業を行う取り組みで、12市長村の観光や特産品の魅力発進、企業・人材誘致に取り組んでいる。各地域には市民の方々が知らない魅力的な場所や特産品がたくさんあるので、今回のフェアで地域の魅力を知ってほしい」と挨拶した。
続いて、恵庭市の原田裕市長が、「圏域を盛り上げていくことが、北海道全体の元気をつくり出すと思っている。今年6月25日から1ヵ月間、恵庭の道の駅の北側『はなふる』で花と緑の国内最大級のイベント『ガーデンフェスタ北海道2022』を開催するので、ぜひご来場をお願いしたい」とPRした。イオン北海道の青栁英樹社長は、「12市町村とパートナー協定をもとに、より暮らしやすいまちづくり、サービスの拡充を進めたい」と話した。
同社では、このフェア開催と同時に、ご当地WAONとして「さっぽろ連携中枢都市圏WAON」を発行、利用金額の一部は圏域を支える人材育成、確保のための基金に寄付、奨学金返還支援事業などに活用される。フェアでは、岩見沢市の「バター薫るいちじくのそらちワイン漬ケーキ」や新篠津村の「コメサイダー」、小樽市の「石倉くるみ餅醤油」など、12市町村の特産品が豊富に揃えられている。
(写真は、フェアのガラポン抽選会に当たった子どもに12市町村の特産品やグッズをプレゼントをする青栁社長)
(写真は、「イオンモール札幌平岡」で行われているフェア)