サツドラホールディングス(本社・札幌市東区)の子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、フィットネス事業を強化する。23日に、4店舗目となるフィットネスジムを「イオンモール札幌苗穂」(東区)内にオープンさせた。大規模ショッピングセンター内への展開は、4月1日の「イオンモール札幌平岡」(清田区)に続くもの。買い物のついでに気軽に立ち寄れる環境を生かして、利用客を広げる。(写真は、スタッフによるパワープレートを利用したフィットネス)
(写真は、スタッフによる個別運動指導の場面)

 サッポロドラッグストアーは、パーソナルトレーニングチェーンの運営やリハビリ特化デイサービス、鍼灸整骨院などを運営しているSHARE(シェア)とフランチャイズ契約を締結。2019年4月に個別指導フィットネス「スマートウェイ」を「サツドラ屯田店」(北区)内に、20年11月には「スマートスタジオ」を「サツドラ中の島店」(豊平区)内に出店した。
 コロナ禍で出店環境が悪化していたが、今年に入って4月1日に「イオンモール札幌平岡」内に「スマートスタジオ平岡」、23日に「イオンモール札幌苗穂」内に「スマートウェイ&スマートスタジオ苗穂」をオープンさせた。

「スマートウェイ」は、毎週個別指導が受けられるフィットネスジムで、「苗穂」にはフィットネスマシンの「パワープレート」が2台設置され、スタッフによる運動指導の後にはもみほぐしやストレッチを受けることができる。「スマートスタジオ」は、「パワープレート」を利用して運動を行うジムで、「苗穂」には8台が設置されている。「パワープレート」は、数段階の振動に切り替えられるプレートに乗って屈伸やストレッチなどを行うもので、プログラムは12パータンある。一般的なフィットネスマシン使った運動に比べて4倍の運動効果があるため、20分間で60分間に相当する効果が得られるという。サッカーJ1の選手やプロ野球選手なども利用しているトレーニングマシーン。

「苗穂」は、サッポロドラッグストアーが初めて取り組む「スマートウェイ」と「スマートスタジオ」の合体店舗で、面積は約43坪、スタッフ5人で運営する。着替えや専用シューズなどは不要で、運動が苦手という人やジム通いが続かないという人には最適なジムとなっている。

 サッポロドラッグストアーウェルネス事業本部ウェルネスサービス部の岩佐嘉美ゼネラルマネジャーは、「買い物のついでに気楽に立ち寄れるため、『平岡』では50歳代の女性の入会が多いが、仕事帰りの男性会社員にもぜひ会員になってもらいたい。今後もショッピングセンター内やサツドラ店舗内に出店を継続していく」と話している。月会費は、「スマートウェイ」が安心サポート料込みで税込み7128円から、「スマートスタジオ」が税込み7678円からとなっている。
(写真は、「イオンモール札幌苗穂」2階にある「スマートウェイ&スマートスタジオ苗穂」)


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