北雄ラッキーが菊水元町店をリニューアル、酒・たばこを直営化し惣菜コーナーも充実させ売上高10%増を見込む

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 北雄ラッキーは5日、菊水元町店(札幌市白石区菊水元町3条2丁目)をリニューアルオープンした。酒やたばこ販売を直営化したことと惣菜コーナーを充実、一部照明のLED化にも取り組んだ。リニューアル二よって売上げを10%伸ばしたい考え。(写真はリニューアルした菊水元町店と買い物客がお目当てにした筋子)

  
 菊水元町店は、1979年6月にオープン、33年が経過している。建物設置者はマルミ藤美商事、売場面積は約350坪、10数年前に衣料コーナーを別館として独立させ、食品館と衣料館の2館体制を取る同社にとっても珍しい店舗構成になっている。

 
 今回リニューアルしたのは食品館で2日間休業し、一部什器類を入れ替えたほか、これまで通路を挟んで両側に分かれていた惣菜コーナー一か所にまとめ充実させた。また、和・洋日配品も一か所に集約して買い回りを良くした。

 
 午前9時のオープン前には駐車場もほぼ埋まり、買い物客らが入口に列を作った。オープン後に買い物客が殺到したのは筋子の売場。北海道産の生秋さけの筋子が100g当たり298円で販売され、1人1パック限定ということもあってフロアに長い行列ができた。

 
 そのほか、オープンセールとして、ホクレンの北海道産たまごきみ想い10個1パック88円、長沼産山中牧場クリーンポークSPF豚全品半額などが目玉商品として販売されている。
 6日も朝9時からオープンし、北海道産生秋さけ(シロサケ)半身1パック500円などがセール商品になっている。

 
 同店の売上高は年間で約13億円。高橋慶介店長は「地域密着型の店舗として営業してきたが、お酒やたばこを直営化したので10%増の売上げを確保したい」と語っている。

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