セコマ(本社・札幌市中央区)は、NEXCO東日本北海道支社(同市厚別区)、パーキングエリア運営管理のネクセリア東日本札幌支店(同)と協力して、札樽道金山パーキングエリア(PA)の上下線に「セイコーマート金山PA店」を22日にオープンさせた。(写真は、「セイコーマート金山PA下り店」)

 金山PAには、売店や食堂があったが、そのスペースを利用して上下線とも売り場面積約35坪(約118㎡)の「セイコーマート」に転換した。外壁はネイビーカラーのセイコーマート色に塗り替えた。店舗には、店内調理の「HOT CHEF」を導入して弁当やフライドチキンなどのほか、店内のオーブンで焼きたてのパンも提供する。小樽の老舗菓子店「飴屋六兵衛」のあめや小樽あまとうの「マロンコロン」など道内各地の菓子を集めたお土産コーナーも設けた。また、北海道に高速道路が開通して50周年、「セイコーマート」の1号店誕生から50周年ということから、店内の壁上部にはそれぞれの50年の歩みを振り返るパネルも展示している。
(写真は、店内調理の「HOT CHEF」コーナー)
写真は、小樽の菓子などを並べたお土産コーナー)

 小樽方面の上り線の店舗(札幌市手稲区稲穂5条6丁目)は、高速道の利用者専用で、札幌方面の下り線の店舗(同市同区稲穂4条7丁目)は、高速道利用者のほか付近の住民も利用できるようになっている。24時間営業。両店舗では、22日から24日(日)までの3日間、おにぎり各種1個50円(8%税込み54円)、サンドイッチ・バーガー各種1個につき全品50円引き、「ペコマ」新規入会・切り替えで「ペコママネー」200円分をプレゼントするオープニングサービスを実施している。

 セコマの丸谷智保会長は、「トラック運転手や行楽客、釣り客の利用が期待できる。下り線の店舗は住宅街に接しており、近隣の人たちの需要も見込める」と話している。高速道路PAの「セイコーマート」店舗は、2007年6月27日にオープンした道央道「野幌PA」に次いで2例目となる。



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