8月7日(土)と8日(日)に開催される東京五輪男女マラソンコースになっている、白石・藻岩通沿いに商業・飲食施設の建設を告知する横断幕が掲げられた。この秋、オープンする「ダイイチ」や「ケーズデンキ」、「魚べい」の名前などが並んでおり、マラソンとともに全国、全世界にこのプロジェクトが発信される可能性もある。(写真は、白石・藻岩通に掲げられた横断幕)

 横断幕が掲げられたのは、札幌市豊平区平岸1条12丁目2ー1の自衛隊札幌病院跡地約4・9haを使ったマンション・商業・医療の複合施設建設用地。既に、商業ゾーンに出店する食品スーパー「ダイイチ」、家電量販店「ケーズデンキ」、飲食ゾーンの回転寿司「魚べい」の建設が始まっている。

 商業飲食施設の出入り口は、東側の道路沿いにあるが、横断幕が掲げられたのは南側の白石・藻岩通沿い。横断幕には『札幌平岸まちづくり始動』と大きく書かれ、商業施設名の『クロスモール』、店舗名の『ケーズデンキ』、『ダイイチ』、『魚べい』、『眼科、内科、皮膚科、メンタルクリニック、なの花薬局』と並んでいる。

 大通公園をスタート、フィニッシュとするマラソンコースで最も南になるのが、白石・藻岩通。コースを2周するため、この横断幕が放映に写り込む確率は高い。ともあれ、マラソン後もこの横断幕は掲げられる予定で、早い店舗は9月30日にもオープンすると囁かれる。この横断幕、市民の認知度や期待感を高める効果がありそうだ。



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