自衛隊札幌病院跡地に「ダイイチ」「ケーズデンキ」着工

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 札幌市豊平区平岸1条12丁目2ー1の自衛隊札幌病院跡地約4・9haを使ったマンション・商業・医療の複合施設計画のうち、商業ゾーンの建設が始まった。出店するのは、食品スーパー「ダイイチ」と家電量販店「ケーズデンキ」でいずれもオープンは秋口とみられる。(写真は、自衛隊札幌病院跡地で始まった商業施設棟の建設工事)

 自衛隊札幌病院跡地約1万4837坪(4万8965・19㎡)は、長谷工不動産(本社・東京都港区)と積水化学工業(大阪本社・大阪市北区、東京本社・東京都港区)のグループが、昨年1月に45億500万円で落札。両社は、工区を6工区に分けて分譲マンションや戸建て住宅、病院、商業施設などを建設する。開発にあたり土地形状の変更を伴うため、積水化学が札幌市から開発許可を受けて工事を進めている。開発許可地域の施工を行うのは、日本建設(本社・東京都文京区)札幌支店(札幌市中央区)と奥村組(同・大阪市阿倍野区)札幌支店(同)。

 土地造成が始まるとともに、「ダイイチ」と「ケーズデンキ」の建物建設が先行して始まっている。商業ゾーンの敷地面積は約5160坪(約1万7029㎡)で、「ダイイチ」の店舗面積は約624坪(約2060㎡)、「デンコードー」は約1076坪(約3254㎡)、飲食店舗の面積は約116坪(約386㎡)。

 2店舗とも設計、監理はスカイ・サイト(同市中央区)、施工は西松建設(本社・東京都港区)札幌支店(札幌市北区)。工期は21年5月31日から同年12月31日となっている。
 近隣には、「西友平岸店」や「コープさっぽろなかのしま店」、「マックスバリュ平岸店」、「東光ストア平岸店」などがある。食品スーパーの競争が激しくなりそうだ。
※記事一部削除しています。

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