サツドラホールディングス(本社・札幌市東区)の子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、優良な子育てサポート企業として厚生労働大臣より「くるみん」認定を取得した。(写真は、サツドラホールディングス本社が入っているビル)

「くるみん」認定とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、行動計画の策定・届け出を行い、その行動計画に定めた目標を達成するなど一定の要件を満たした企業に対して、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣から認定を受けることができる制度。

 サッポロドラッグストアーは、2018年4月1日から21年5月15日までを行動計画期間と定め、男性従業員に向けて育児特別休暇(3日間)と育児休業4日以上の取得を推奨することや、育児特別休暇の取得促進のため、取得申請期間を出産後2ヵ月以内から1年以内に延長、管理職研修で育児特別休暇等の取得促進及び育児特別休暇・育児休業のFAQ(よくある質問)の作成・配信、子どもが生まれた男性従業員とその上司に、お祝いメッセージと育児休業・育児特別休暇制度について周知し取得を促すーーことに取り組んだ。

 その上で、仕事と子育ての両立を図る雇用環境の整備を行うことによって、男性の育児休業・育児特別休暇取得率47%、女性の育児休業取得率100%を達成した。これらのことから、「くるみん」認定を21年6月25日に受け、7月27日に認定通知書の交付式が行われた。サッポロドラッグストアーは、17年月に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づき、「えるぼし」認定を受け、女性の活躍推進に関する取り組みも整備している。


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