ワークマン(東京本部・東京都台東区)は、2021年冬、札幌市東区北20条東7丁目に「ワークマンプラス札幌北20条店」をオープンさせる。札幌市内では「ワークマンプラス」が2店舗あるが、いずれも「ワークマン」からの改装店舗。今度の店舗は市内初の新店「ワークマンプラス」の店舗になる。(写真は、「ワークマンプラス札幌北20条店」の建設予定地)
現在、ワークマンは新店舗のFC(フランチャイズ)オーナーを募集中。出店場所は、東8丁目篠路通沿いで、以前は「みやざきビル」や「宮崎ハイツ」が建っていた場所。現在は更地になっており、向かい側には「サンドラッグ北20条店」、「すき家札幌美香保店」がある。
ワークマンによると、新店舗の半径3㎞以内の人口は、道内の「ワークマン」6店舗、「ワークマンプラス」13店舗の中で最も多く、道内の売り上げトップ店舗である「ワークマンプラス札幌新川店」(北区)を上回る立地条件があるとしている。
店舗ブランドの「ワークマン」は、作業着や安全靴などプロ向け店舗であるのに対して、「ワークマンプラス」はアウトドアやスポーツなどの機能性衣料の一般向け専門店。コンセプトは違うが、両業態のアイテムはほとんど変わらない。道内にはまだ店舗がない「♯ワークマン女子」を含めた3業態の全国店舗数は、2020年12月末で902店舗(ワークマン632店舗、ワークマンプラス269店舗、♯ワークマン女子1店舗)。売上高に占めるPB(プライベートブランド)商品の比率は59・6%(20年12月末現在)となっている。