コープさっぽろは、8月10日まで札幌市内のルーシー店(白石区栄町通18丁目)や平岡店(清田区平岡公園東3丁目)など4店舗で戦争の悲惨さや平和の尊さを訴える「かたりつごう平和展」を開催している。また、6日と9日に行われるヒロシマ平和祈念式典やナガサキ平和祈念式典にも組合員代表を派遣する。(写真は、ルーシー店で10日まで行われている平和パネル展)
 
 ルーシー店では、2階のスペースを利用してヒロシマの原爆被害写真のパネルやヒロシマ市民の手によって描かれた絵、原爆の熱線によって変色した瓦などが展示されている。ちびっこひろばでは、子供向けに戦争をテーマにした紙芝居も随時行われている。
 
 コープさっぽろでは、毎年この時期にこうしたパネル展とともに平和記念式典への代表派遣、式典参加者の報告会を実施。今年度は、ヒロシマに3人、ナガサキに10人の組合員代表を派遣している。派遣費用は、店頭での募金で賄っておりこれまでに約160万円が集まった。募金は、10月20日まで続ける。
 
 ルーシー店の平和展を担当している金子祥子さん(コープさっぽろ理事・札幌東地区委員長)は、「戦争を知らない世代にも語り継いで悲惨さと命の尊さを広く知ってもらいたいですね」と語っている。
 
 ルーシー店、平岡店のほかで平和展を行っているのは、新道店(東区伏古11条3丁目)、北12条店(北区北12条西1丁目)。


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