5月9日(日)に閉店する総合スーパー(GMS)「イトーヨーカドー旭川店」(旭川市6条通14ー64)は、閉店日までの「感謝の閉店セール」を開始した。3月31日から40日間に及ぶロングランセールとなる。ドアのプッシュプルハンドルにある「ハトマーク」も見納めになる。(写真は、閉店する「イトーヨーカドー旭川店」のプッシュプルドアハンドルに刻印されているイトーヨーカドーのハトマーク)
「イトーヨーカドー旭川店」は、1980年にオープンした地下1階、地上4階建てのGMS。地下1階が食品と日用雑貨、1階がレディースファッション、2階がメンズファッションと暮らしの売り場で3階から屋上までが駐車場。駐車場の収容台数は730台。開店から40年が経ち、周辺にドラッグストアがドミナント出店したり、駅前に「イオンモール旭川駅前」がオープンするなど売り上げが減少、挽回するのが困難と判断して閉店を決めた。
同店では、閉店日から40日前に当たる3月31日から「感謝の閉店セール」を開始。第1弾として4月6日(火)まで、衣料品や住まいの品を10~20%OFFで販売、セブンプレミアムの食料品やお酒はポイント10倍になるなどのサービスを実施している。また、今回で最後となる「諸国うまいもんマルシェ」は、「宇都宮パオズ」や「富山のもくへい寿司」、長万部の「かなやのかにめし」などが勢揃いして4月5日(月)まで地下1階の特設コーナーで実施されている。
「イトーヨーカドー」はピーク時に道内16店舗を展開していたが、「旭川店」の閉店で建て替えのため一時閉店している「すすきの店」(札幌市中央区)を除いて7店舗になる。札幌以外は「函館店」、「北見店」、「帯広店」の3店舗に減る。