セコマ(本社・札幌市中央区)子会社のセイコーマート(同・同)は25日、苫小牧市沼ノ端602番6に「セイコーマート苫小牧沼ノ端TS店」をオープンさせた。ENEOSウイング(同・名古屋市中区)が同日開業させた道内最大級のトラックステーション内へのコラボレーション出店で、セイコーマート店舗にはシャワールームやコインランドリーも併設している。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください

(写真は、「セイコーマート苫小牧沼ノ端TS店」の前で記念撮影に応じるセコマの丸谷智保会長=中央。左はENEOSウイングの遠野哲朗社長、右はENEOSの米原秀和北海道支店長)

 ENEOSウイングが開業させたのは、「Dr.Drive苫小牧TS」。臨港北線沿いで、苫小牧東港フェリー乗り場と苫小牧西港フェリー乗り場の中間で国道36号線へのアクセスも良い立地。敷地面積約4600坪、トラックや普通車のセルフ給油、フルサービス給油の他、大型トラック用ドライブスルー洗車機やアドブルー計量機(ディーゼルエンジン車の排気ガスに含まれる窒素酸化物を低減させる化学品の計量機)を3基、トラックの下まわり洗浄、雪落としに最適なスプレー洗車機4台を設置している。

(写真は、コンインランドリーとシャワールームを設置した部屋)

 セイコーマート店舗の敷地面積は約600坪で、売り場面積は約45坪。昨年の「富良野店」(富良野市)の建て替えから採用を開始した黒が基調の新デザインを採用。店内は、入り口から正面の場所にトラックドライバーから要望の多い店内調理品「HOT CHEF」を配置、パンやカップ麺も近くに配置して買いやすいようなレイアウトにしている。

 併設したシャワールームは、店舗外にある専用出入り口を利用する。シャワールームは大小3室、コインランドリーは2台用意、店舗ではシャンプーやリンスなども揃えている。24時間営業。大型駐車枠は全体で29台分。

 セイコーマートとENEOSウイングがコンビネーション出店するのは、2015年9月にオープンした「新港南店」(ルート337石狩湾新港TSの敷地内)以来、2件目。オープンに立ち会ったセコマの丸谷智保会長は、「このトラックステーションで給油をして、シャワーを使って温かい食べ物を食べて休んでもらいたい。ENEOSウイングとの縁で出店したが、今後もガソリンスタンド併設の店舗を一緒に手掛けていきたい」と話している。
(写真は、「Dr.Drive苫小牧TS」)



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