総合食品卸の日本アクセス北海道(本社・札幌市東区)は10日、札幌市白石区のアクセスサッポロで「20周年展示商談会」を開催した。QRコード付き入場券を発行して入退場をスキャンで管理するなどコロナ感染対策を徹底、会場も広くすることでソーシャルディスタンスも確保して行った。(写真は、「日本アクセス北海道 20周年展示商談会」の入場口)
(写真は、日本アクセス北海道の開発商品展示コーナー)
日本アクセス北海道の設立20周年の展示商談会は、昨年秋に予定していたがコロナ禍により延期、ようやく開催にこぎつけた。展示商談会では従来からホテルを利用していたが、より広い会場としてアクセスサッポロに変更、入場者の来場時間も申告制にして密にならないように配慮。試食コーナーも個別ブースとするなど感染対策を徹底した。
会場には、道内外約110社のメーカーがブースを設けて新発売の商品などを展示したほか、日本アクセス北海道の企画・提案コーナー、親会社である日本アクセス(本社・東京都品川区)の企画・提案コーナーが設けられた。日本アクセス北海道の企画・提案コーナーでは、首都圏と北海道を結ぶ独自の幹線物流を利用したチルド商品を紹介したほか、開発商品では「濃厚のびーるチーズまん」、「北海道のぶたまん」のほかアイスクリーム各種が展示された。
(写真は、ラッキーピエロの商品33種と阿部商店のいかめし)
新たな導入商品として、「ラッキーピエロ」の菓子・飲料・ドライ商品計33品種を展示、阿部商店のいかめしも紹介された。「ラッキーピエロ」商品は、道内外量販店のフェアなどスポット向け、阿部商店のいかめしは道内外量販店の定番商品として供給する。展示商談会には、スーパーやドラッグストアなど量販店のバイヤー、外食産業のバイヤーなど約300人が訪れた。