全国の地域スーパーのボランタリーチェーン本部である全日本食品(本社・東京都足立区)の子会社、スーパーエース(同・札幌市東区)は、1月31日(日)午後5時で「スーパーエース23条店」(札幌市北区北23条西5丁目2ー35)を閉店する。2013年10月25日に全日食直営でオープンした店舗だが、7年3ヵ月で幕を閉じる。(写真は、「スーパーエース23条店」)
「スーパーエース23条店」は、西5丁目樽川通と宮の森北24条通が交差する南西角付近のTY23ビル1階にある店舗。店舗面積は100坪ほどで、惣菜関係は全日食北海道支社(恵庭市戸磯)で製造したものを搬入している。
隣接地には、青果店や鮮魚店などが並ぶ「生鮮中央市場」があるほか、イオン北海道(本社・札幌市白石区)が展開するコンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」の「北23条西5丁目店」がある。昨年4月17日には「まいばすけっと北23条西6丁目店」もオープンして、競合は一段と激しくなっていた。
「スーパーエース」の屋号を持つスーパーは、元々は松下(札幌市東区)が運営していたが、道内ボランタリーチェーン本部のHGC(同)の直営となり、12年にHGCが全日食に吸収されたことに伴って全日食直営になった。その後、同社全額出資の子会社としてスーパーエースが設立された。現在、札幌市内6店舗、石狩市と江別市、北広島市に各1店舗の計9店舗を展開しているが、「23条店」の閉店で8店舗になる。