サンドラッグ(本社・東京都府中市)の地域子会社、サンドラッグプラス(同・札幌市東区)が展開している「サンドラッグ南4条店」(同市中央区南4条西18丁目1ー15)は、16日にリニューアルオープンした。新たに精肉・青果の取り扱いを開始、巣ごもり需要の取り込みを図る。(写真は、16日にリニューアルオープンした「サンドラッグ南4条店」)
「サンドラッグ南4条店」は、2013年11月29日にオープンした店舗で、今回7年ぶりに5日間休業して大規模リニューアルを実施した。同店の食品売り場は、全体の3割ほどのスペースを占めており、これまでの日配品、アイス・冷凍食品、菓子・カップ麺、飲料・酒に加えて新たに精肉と青果のコーナーを設けた。
精肉と青果を提供しているのは、バリューネットワーク(本社・大阪市吹田市)。同社は、全国の「ツルハドラッグ」や「業務スーパー」、「クスリのアオキ」など約1100店舗で精肉・青果コーナーを展開している。北海道では、「ツルハドラッグ」など約90店舗で展開しているが、「サンドラッグ」店舗内での展開は今回が初めてとなる。
サンドラッグの2021年3月期第2四半期(4~9月)の食料品売上比率は、18・8%で前年同期の16・8%から2ポイント上昇した。巣ごもり需要による販売増を受けたもので、今後も食料品のウエートは高まると見て精肉・青果コーナーを設けることにした。