北海道の10月販売額はスーパー5%増、家電専門店34%増、ホームセンター11%増

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 経済産業省北海道経済産業局は、2020年10月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売額及び店舗数」、「北海道専門量販店販売額及び店舗数」を14日に発表した。(家電大型専門店は前年同月比34%の大幅増となった=写真は、10月に復活出店した「ケーズデンキ岩見沢店」)

 10月の百貨店・スーパー販売額は785億5100万円で、前年同月比は全店ベースが3・1%増、既存店ベースが3・0%増となった。百貨店の販売額は128億8400万円で、前年同月比は全店ベース7・4%減、既存店ベースも7・4%減だった。内訳は、衣料品が45億1100万円(全店6・2%減、既存店6・2%減)、飲食料品42億4400万円(同11・1%減、同11・1%減)、身の回り品12億6800万円(同1・1%増、同1・1%増)。店舗数は13店舗。

 スーパーの販売額は656億6700万円で、前年同月比は全店ベース5・3%増、既存店ベースは同5・5%増となった。内訳は、飲食料品525億2500万円(全店4・9%増、既存店5・0%増)、衣料品33億1200万円(同1・5%増、同1・4%増)、身の回り品7億1100万円(同7・5%増、同7・4%増)。店舗数は325店舗で前年同月より29店舗増となった。

 コンビニエンスストア販売額は、477億5800万円で前年同月比3・1%減。9月は前年を0・8%上回ったが、再び前年割れのトレンドに戻った。店舗数は2999店舗で前年同月比0・6%減。店舗数の減少は、2019年11月から11ヵ月連続となった。

 専門量販店のうち、家電大型専門店の販売額は118億2900万円で、前年同月比34・1%の大幅増。前年の消費増税前の駆け込み需要の反動で9月は33・8%の大幅減となったが、10月は一転、増税買い控えの反動増も大きかった。ドラッグストアの販売額は230億9200万円で同7・5%減。一部事業所の数値訂正があったため減少幅が大きく出た。ホームセンターの販売額は114億3300万円で、同11・3%増となった。こちらも消費増税に伴い反動増の影響があった。
 店舗数は、家電大型専門店が同1・1%増の92店舗、ドラッグストアが同0・1%減の695店舗、ホームセンターが同0・9%増の214店舗だった。
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