DCMホーマックが創業の地・釧路に「鳥取大通店」、AIカメラを品揃え・陳列改善に利用

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 DCMホーマック(本社・札幌市)は26日に「DCMホーマック鳥取大通店」(釧路市鳥取大通2丁目2ー8)をオープンさせた、DCMホーマックの発祥の地である釧路市で4店舗目の店舗になる。(写真は、札幌市厚別区のDCMホーマック本社)

「DCMホーマック鳥取大通店」は、旧十條サービスセンターの後継テナントとして展開していた「ビッグハウス鳥取大通店」の店舗跡敷地の一部を利用して建設。先行して2019年4月27日にオープンした「スーパーアークス鳥取大通店」に隣接している。店舗の延べ床面積は約1756坪(約5903㎡)、駐車場の収容台数635台、営業時間は午前9時半から午後8時。
 
 工具や木材・資材、日用品、文具、カー用品、ペット用品などのほか部品の倉庫『クイックパーツ』コーナーも設置。水道配管や電設資材、給湯配管などプロ向け部品在庫1万点以上を揃えており、電話注文なら60分以内、店舗注文ならその場で持ち帰りできる。

 また、自分でリフォームするための専門コーナーでは床材や壁材の交換体験が気軽にできるスペースがあるほか、婦人・紳士向け衣料の「ファッションベンベン」、100円ショップ「Can★Do」のコーナーも設けた。買い物の合間に立ち寄れる「ベンベンカフェ」では、コーヒーやジュース、牛乳ソフトクリームも提供する。

 同店の店内には、カメラを活用した利便性向上を図る取り組みも導入した。店内カメラに映る画像をAIが識別して年齢や来店履歴、各コーナーへの立ち寄り履歴などを蓄積。そのデータを品揃えや陳列方法の改善に結び付ける。画像には、来店客の特徴点のみが利用され最初の来店から6ヵ月で画像は削除される。

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