DCMホールディングス(本社・東京都品川区)の子会社で青森県や秋田県、北海道でホームセンターを22店舗展開するDCMサンワ(同・青森市)が、北海道内のホームセンター内で展開している低価格食品スーパー「業務スーパー」を相次いで閉店している。8月2日(日)には「札幌新道店」(札幌市東区伏古11条3丁目1ー50)を閉店、これで閉店は3店舗目になる。(写真は、DCMサンワ「札幌新道店」内で展開している「業務スーパー」のコーナー)

 DCMサンワは、2003年に神戸物産(本社・加古郡稲美町)とフランチャイズ契約をして、地盤の青森県内の自社ホームセンター内や単独店で「業務スーパー」の展開をスタートさせた。「業務スーパー」は、神戸物産が国内外で製造している加工食品類のPB(プライベートブランド)商品のほか青果、日配品、飲料、酒を低価格で販売するスーパーで、飲食店など業務用のほか一般買い物客も対象にしている。

 DCMサンワは、13年から北海道の自社ホームセンター内にも「業務スーパー」の出店を開始。同年4月18日の「函館本通店」(函館市)、24日の「上磯店」(北斗市)、27日の「登別店」(登別市)と矢継ぎ早に出店。5月9日には「砂川店」(砂川市)、14年1月24日には「札幌新道店」をオープンさせ、道内で5店舗体制にした。

 いずれもホームセンター売り場の一角に導入、ホームセンターと食品スーパーのワンストップ業態として注目されていた。最近では、コロナ禍で内食傾向が高まり、全国の「業務スーパー」の売り上げも大きく伸びている。その中で、DCMサンワは撤退に舵を切った。

 5月31日には「登別店」、6月28日には「砂川店」を閉店、8月2日には「札幌新道店」を閉める。いずれも7年程度の営業期間だった。閉店後のスペースはホームセンター売り場を増床して利用する。「函館本通店」と「上磯店」内にある「業務スーパー」は営業を続ける。


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