セイコーマート(本社・札幌市中央区)やハセガワストア(同・函館市)、タイエー(同・根室市)などセイコーマートグループは、全1200店舗に京セラドキュメントソリューションズジャパン(同・大阪市中央区)のマルチコピー機を導入する。(写真は、「セイコーマート」の店舗)

 コンビニエンスストアで利用されるマルチコピー機は、利用者の利便性向上や提供コンテンツの拡充などスピーディーに時代の変化に対応する必要がある。京セラドキュメントソリューションズジャパンのマルチコピー機は、独自開発のプラットフォームを搭載、設置後も利用者のニーズや技術の進化に合わせて、機能の変更や新しいサービスを追加していくことが可能。セイコーマートグループは、「納入後もさらに便利になっていくマルチコピー機」という拡張性の高さを評価、グループ全店に導入することにした。

 このマルチコピー機は、テレワークやリモート授業で活用が広がっているネットワークプリントに対応できるほか、住民票や印鑑登録証明書など各種証明書をプリントでき(ハセガワストア、タイエーは対応不可)、欲しい楽譜が1曲から購入できる「ぷりんと楽譜」や公営競技の専門誌、業界紙、地方紙、海外新聞、ブロマイドなど多彩なコンテンツを24時間365日いつでも購入できる。

 さらにセイコーマートが発行するクラブカード会員向けとして、クラブカードやスマートフォンのアプリをマルチコピー機のバーコードリーダーにかざすと、タッチパネルからポイントを景品に交換する申し込みができるようになる。9月以降、順次導入が始まっている。


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