アインホールディングス（本社・札幌市白石区）の子会社、アインファーマシーズ（同・同）が展開している美容と健康をテーマにしたドラッグストア「アインズ＆トルペ」が、地下鉄さっぽろ駅に近い札幌国際ビル（同市中央区北４条西４丁目１）の地下３階に出店する。オープン日は11月20日（金）の予定。
（写真は、「アインズ＆トルペ札幌国際ビル店」の出店場所）
出店場所は、２０２０年７月28日に閉店した書店「文教堂さっぽろ駅店」跡。伊藤組（本社・札幌市中央区）が所有する札幌国際ビル（１９７４年竣工）の地下３階は、以前は「札幌弘栄堂地下鉄店」が入っており、「書店」が定番テナントだった。しかし、書店閉店が相次ぐ中、後継テナントは「アインズ＆トルペ」になった。「アインズ＆トルペ札幌国際ビル店」は、建て替えのため閉館したススキノの商業施設「ラフィラ」の１階に入っていた「ラフィラ店」の後継店舗の位置付けもある。
「アインズ＆トルペ」は、札幌市内で14店舗展開しているが、そのうちJR札幌駅から地下鉄すすきの駅までの札幌中心部の６店舗は、パセオイースト１階の「札幌パセオ店」を除きすべて地下に出店している。北洋銀行旧本店の入っていた北洋ビル地下２階の「地下街店」、大通ビッセ地下２階の「大通ビッセ店」、地下街ポールタウンの「ポールタウン店」と「ポールタウン２号店」、同社が所有運営しているル・トロワの「ル・トロワ店」は現在、地下１階と１階で展開しているが近く、地下１階に集約する。
さらに今回新規出店する「札幌国際ビル店」も地下３階。アインファーマシーズは地下にドミナント（集中）出店、することで地下ネットワークを構築する。
