卸売スーパー「月寒店」「手稲店」が20日で閉店、「手稲店」は移転し「食品現金問屋手稲店」として31日にオープン

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 卸売スーパーを展開している食品スーパーの津司(札幌市、津司耕太郎社長)は、月寒店(札幌市豊平区月寒東3条4丁目)と手稲店(同市手稲区手稲本町2条5丁目)の2店舗を20日で閉店した。卸売スーパーは、札幌市内で7店舗を展開していたが、月寒店の閉店で豊平区から撤退、手稲店は移転して31日に同じ手稲区内に「食品現金問屋手稲店」をオープンさせることになっている。(写真は、20日に閉店した卸売スーパー月寒店)

 
 卸売スーパー月寒店は、酒類のディスカウントストアだったデリーズの店舗跡に居抜きで出店、店舗面積は500㎡程度の比較的小型の食品スーパー。
 
 営業を始めたのは10数年前で、卸売スーパーが多店舗展開を始めた初期のモデル店舗だった。
 
 一方、手稲店は旧ポスフール手稲店跡に2005年6月に居抜き出店したもので、5年間の賃借契約満了後は1年毎の契約更新をしていた。店舗面積は約3000㎡と大型店のモデル店舗という位置づけだった。
 
 手稲店は、立地場所を同区前田4条7丁目の旧ダイエー手稲店跡に移し、31日に「食品現金問屋手稲店」としてオープンする。こちらの店舗面積は、手稲店よりもさらに広く、約6750㎡。一般の買い物客や小売店、問屋などを対象に、箱売りを中心に展開することにしている。

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