帯広市に低価格食品スーパー「業務スーパー」が初出店する。同市にはディスカウントストアの「トライアル」も今年5月に出店しており、同市内で低価格競争がいよいよ本格化しそうだ。(未進出地区だった帯広にも「業務スーパー」がお目見えする=写真は、小樽市内の「業務スーパー」店舗の看板)

「業務スーパー」は、神戸物産(本社・加古郡稲美町)が全国でFC(フランチャイズ)展開している一般消費者向けの低価格食品スーパー。生鮮食品の品揃えは、通常の食品スーパーに比べて見劣りするが、加工食品類については神戸物産のPB(プライベートブランド)などを豊富に品揃えしており、低価格を武器にコロナ下でも業績を伸ばしている。

 北海道では、札幌市や旭川市、苫小牧市、小樽市などでFC展開しているが、空白だった帯広市に新たに出店することになった。茨城県を中心に「業務スーパー」のFC店舗を11店舗展開しているカワサキ(本社・茨城県水戸市)が運営する。店舗名は「業務スーパー帯広西5条店」(西5条南18丁目7ー7)。オープン時期は2020年10月下旬。

 帯広市には「ダイイチ」や「フクハラ」、「マックスバリュ」などの食品スーパーがある。価格競争は激しいものの、「特売日」などに期間が限られた低価格競争だった。そんな中、「地域最安値」、「毎日が低価格」を標榜するディスカウントストアの全国企業、トライアルカンパニー(本社・福岡市東区)が、今年5月27日に「スーパーセンタートライアル帯広東店」を出店、低価格競争を仕掛けている。今回、さらに低価格を常態とする「業務スーパー」が出店することで、食品に対する市民の価格相場観が崩れそうだ。


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