セコマ、月産100万枚の国産不織布マスク製造開始

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、グループ会社で設備開発や保守を行っている北石エンジニアリング(石狩市)で、国産不織布マスクの製造を8月下旬から開始、セコマグループ店舗で販売する。経済産業省より不織布マスクの製造・安定供給に関する要請を受け、事業化することを決めた。(写真は、セコマ本社)

 新型コロナウイルス感染症の拡大抑止や大規模災害時の衛生管理に不織布マスクは不可欠で、全国的に安定的な供給が求められている。セコマは、経産省の要請を受けグループのサプライチェーンを生かした国産不織布マスクの製造・供給に乗り出すことを決めた。マスクに使用する不織布は、王子ネピア(本社・東京都中央区)が国内製造したものを使用、ノーズフィッターや耳紐についても国内メーカーの国産品の供給を受け、純国産品として製造・供給する。製造能力は、月産100万枚。

 この事業は7月17日付で、経産省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」の対象に公募採択されている。また、北海道より法人税減税等の適用が可能な「地域経済牽引事業計画」に承認されている。

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