セコマ(本社・札幌市中央区)は、2月1日(月)からセコマグループ全小売店舗で「Secomaなめらか、息しやすい 国産不織布フィルターマスク」(商品名)を発売する。99%カットフィルターを採用し、花粉やウイルス飛沫等の侵入を防ぐ3層構造になっている。(写真は、「Secomaなめらか、息しやすい 国産不織布フィルターマスク」)

 セコマグループは、経済産業省より不織布マスクの製造・安定供給の要請を受け、石狩市内のグループ会社、北石エンジニアリング花川工場内にマスク製造ラインを設置、2020年8月に製造を開始して同年9月18日からグループ小売全店舗で「Secoma肌ざわり、なめらか 国産不織布マスク」(商品名)の販売を始めた。
 
 今回の「Secomaなめらか、息しやすい 国産不織布フィルターマスク」も王子ネピア(本社・東京都中央区)から国産不織布の供給と製造技術の支援を得ている。米国FDA認定調査機関ネルソン研究所のPFE(0・1μ微粒子捕集効率)、VFE(ウイルス飛沫捕集効率)、BFE(バクテリア飛沫捕集効率)の各試験と一般財団法人カケンテストセンター(東京都中央区)の花粉粒子捕集(ろ過)効率の試験をクリアした99%カットフィルターを採用。このフィルターには帯電加工が施しており、これによってウイルスを捕集する。

 マスクに使用する不織布、フィルター、耳ひも、ノーズフィッター全てを国内調達している。また、セコマは21年1月1日付で一般社団法人日本衛生材料工業連合会(東京都港区)内の全国マスク工業会(会長・横井定=名古屋市瑞穂区=横井昭社長)の正会員となり同工業会会員マークを記載、マスク表面にはエンボス加工で「Secoma」のロゴも入れている。ホワイト、7枚入り普通サイズで、価格は北海道のセイコーマート、ハマナスクラブ、ハセガワストアが278円(10%税込み305・80円)、茨城県と埼玉県のセイコーマートが288円(同316・80円)。


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