イオン北海道(本社・札幌市白石区)は26日、低価格食品スーパー「ザ・ビッグ東雁来店」(同市東区東雁来10条3丁目1番6号)をリニューアルオープンさせた。2012年10月20日に「マックスバリュ」業態から「ザ・ビッグ」業態に転換して以来、ほぼ8年ぶりのリニューアルになる。(写真は26日にリニューアルオープンした「ザ・ビッグ東雁来店」)

「ザ・ビッグ東雁来店」は、「DCMホーマック東雁来店」、「ツルハドラッグ東雁来店」などが集積する「東雁来ショッピングセンター」(大和情報サービスが運営)内の店舗。6月16日から一時休業、10日間かけてリニューアルした。

 ポイントは、水産・畜産を中心に冷凍食品売り場を拡大したこと。リーチイン冷蔵ショーケースをこの店舗に初導入したほか、平置き冷蔵ショーケースをスライド方式に転換、ケース内の冷気を保ち省エネに繋がるようにした。なお、リーチイン冷蔵ショーケースは農産、デイリー、アイスにも導入しており、同社が展開する食品スーパーの中では導入台数が最大になった。

 また、冷凍食品や加工食品の什器の棚を手前に引き出せるようにして補充作業が効率化できるようにしたほか、棚の間の距離を狭くすることで商品数を増やせるようにした。

 その他にもデリカゾーンの拡大、焼きたてパン「ボストンベイク」のコーナーを売り場と一体化して買い回り性を高めた。イオン北海道では、今回のリニューアルによって同店の売り上げをリニューアル前から10~15%引き上げるとしている。


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