ダイイチ(本社・帯広市)は、河東郡音更町の「オーケー店」(木野大通西17丁目1ー4)を一時休業してリニューアル、7月3日(金)にオープンさせる。建物の屋根やバックヤードを全面改修するとともに店舗レイアウトも変えて、より地域ニーズに合致した品揃えを進める。(写真は、ダイイチの「オーケー店」)
「オーケー店」は、築26年の店舗。元々は別資本の「スーパーオーケーセンター」だったが、ダイイチは2009年に子会社化、16年に吸収合併して本体に組み入れた。「オーケー」は、音更と木野の頭文字から取った名称で、地域住民の支持を得て親しまれている店舗。
今回は、老朽化している部分を全面改修するため6月23日から一時休業、10日間かけて屋根やバックヤードの補修、冷蔵ケース、什器類の入れ替えを行い、店舗レイアウトも見直す。これによって売り場面積は、従来の約630坪から約40坪増床する。
「オーケー店」の商圏に住む住民の年齢層は、19歳以下と70歳以上が半数近くを占めるほか所得も比較的高い層が多い。こうした商圏の特徴を生かした量目や品揃えでニーズに応える。
「オーケー店」から約1・2㎞離れた場所には、ダイイチの「音更店」(木野大通東12丁目3ー1)がある。今回のリニューアルによって、2店で年間売上高45億円を目指し地域シェアを高める。