サツドラホールディングス(本社・札幌市北区)のグループ会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、エックスモバイル(同・東京都渋谷区)と代理店契約を締結、国内通信容量1日10Gの「限界突破WiFi」を「限界突破WiFi×EZOCA」として販売を開始する。グループ企業であり、地域共通ポイントカード「EZOCA」を運営するリージョナルマーケティング(同・同)が展開する地域マーケティング事業とエックスモバイルとの協業によるもの。(写真は、サツドラホールディングス本社)
このサービスは、国内大手の通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線に対応しており、使用地域によって最適な回線に接続されるため、コロナ下で拡大しているテレワークやオンライン授業に不可欠な通信環境の実現に寄与できる。「限界突破WiFi」は、昨年の調査でお客様満足度No.1のモバイルWi-Fiに選ばれている。
サツドラHDグループは、「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」というビジョンを掲げ、主力のドラッグストア事業のほか、リージョナルマーケティングが運営する地域共通ポイントカード「EZOCA」を中心とする地域マーケティング事業、シーラクンス(本社・札幌市北区)が運営する小・中学生向けプログラミング教室「D‐SCHOOL北海道」で教育事業にも参入するなどしている。
その中で獲得した北海道内外の多様な事業者とのネットワークを活用、「限界突破WiFi×EZOCA」のサービスの普及を通して、地域の事業者や教育機関等の安定的な通信環境の構築を図り、地域のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献する。
10日にオープンする「サツドラ北8条店」(札幌市東区)に「限界突破WiFi×EZOCA」のサービス受付窓口を設置、今後は道内各地のグループ店舗で同様の受付体制を構築、顧客へのサービスを提供する。「限界WiFi」は定額料金で国内通信容量1日10Gまで使えるポケットWi‐Fiルーター。2019年10月に提供が開始された。本体価格は無料、料金は月額3500円。