サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)は13日、メドピア(同・東京都中央区)の連結子会社であるMediplat(同・同)と業務提携、ヘルスケア分野の共同事業として歩数記録アプリ「サツドラウォーク(仮称)」の提供を今秋から開始することで合意した。(写真は、サツドラHD本社)

 サツドラHDは、医療法人との協同健康セミナーの開催やフィットネス事業の展開など、リアル店舗を軸に地域の生活者の健康支援に向けた取り組みを行っている。今回の提携では、道内世帯普及率60%超のEZOCA会員を有するサツドラHDの多様な顧客接点とメドピアグループが持つ医療関連データ、ヘルスケアサービスの開発・運用ノウハウを融合、「サツドラウォーク」を提供することで生活者の健康づくりをサポートする。

「サツドラウォーク」とは、バーチャルウォーキングラリーを体験しながら毎日の歩数、消費カロリー、距離を楽しく記録できる歩数記憶アプリ。毎日歩くだけでEZOCAのポイントに交換可能なマイルが貯まるほかオンライン医療相談の利用、医療コンテンツの閲覧が可能で2020年秋ころから提供を開始する。

 メドピアは、医師専用コミュニティサイト「MedPeer」などを運営、子会社のMediplatは産業保健サービス「first call」の運営などを行っている。サツドラHDでは、「サツドラウォーク」を皮切りに店頭やフィットネスクラブと連動した健康増進サービスなどの予防医療サービス、次世代医療ネットワーク構築などの展開も検討する。


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