コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、宅配システムトドックで「がんばろう北海道メーカー」の企画を実施する。新型コロナウイルスの影響により販路が縮小している道内生産者の商品をトドックのカタログに掲載、組合員に購買を促して生産者を応援しようという取り組み。(画像は、「北海道応援トドック」に掲載される「がんばろう北海道メーカー特集」のイメージ)

 宅配システムトドックはカタログに掲載された商品を注文、毎週1回決まった曜日と時間に自宅まで届けるサービス。カタログは通常の商品を掲載しているものと、北海道の生産者を応援する「北海道応援トドック」がある。今回、「北海道応援トドック」の中で「がんばろう北海道メーカー特集」を組み、新型コロナウイルスで販路が減っている道内生産者を応援することにした。「北海道応援カタログ」は通常はB4サイズ12ページ建てだが、「がんばろう北海道メーカー特集」として4ページを追加、16ページ建てとなっている。

 掲載予定の道内生産者の商品には、北連物産(厚岸郡浜中町)の昆布関連、ヤマニ野口水産(留萌市)のいくら、三浦好商店(網走市)の佃煮、しじみなどの加工品のほか農水産加工品、牛乳、卵、ヨーグルト、飲料・酒など約30の生産者による約40種類の商品を紹介する。

「がんばろう北海道メーカー特集」を組み込んだ「北海道応援トドック」を宅配利用者に配布するのは、4月27日から5月1日で注文期間は5月4日から8日、商品を届けるのは5月11日から15日の予定。

 コープさっぽろ宅配事業本部企画部部長の森川大氏は、「新型コロナウイルスの感染拡大で商品の行き場を失ってしまった道内生産者のお役に立ちたいという思いから、今回の企画を行うことにしました。多くの組合員の皆さまが知らないような美味しい商品があります。是非注文していただき生産者を応援してもらいたい」と話している。


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