北海道・室蘭にも「MEGAドン・キホーテ」、長﨑屋&ドンキのハイブリッド店から一新

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 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社・東京都目黒区)のグループ会社、長﨑屋(同・同)は24日、室蘭市中島町1ー9ー11の「長﨑屋室蘭中島店」及び「ドン・キホーテ室蘭中島店」のハイブリッド店舗を融合、「MEGAドン・キホーテ室蘭中島店」としてリニューアルオープンさせた。(写真は、24日にリニューアルオープンした「MEGAドン・キホーテ室蘭中島店」)

 旧長﨑屋が、「長﨑屋室蘭中島店」をオープンさせたのは42年前の1978年4月。鉄筋コンクリート造の3階建てで売り場面積は約3533坪(1万1662㎡)、直営面積は約2486坪(8203・8㎡)。長﨑屋は、業績不振から2007年10月にドン・キホーテ(その後、ドン・キホーテホールディングスを経て現PPIH)の子会社になった。

 10年11月に同店3階を家電製品、雑貨、時計、宝飾、ブランド品、スポーツ用品、カー用品などを扱う「ドン・キホーテ」に改装、1~2階はそれぞれ食品フロア、衣料品フロアとして「長﨑屋」の屋号を継続、ハイブリッド店舗として運営していた。このほど、地域の買い物需要に応えるため「MEGAドン・キホーテ」に全面リニューアルすることにした。1階は食品売り場のスペースを拡張、品揃えを強化して地域最安値で提供するほか酒類、日用消耗品、ギフトコーナーを展開。セミセルフレジ10台を導入している。

 2階は家電製品の品揃えを強化し化粧品、医薬品、カー用品、寝具、インテリアなど多様なニーズに対応できる商品群を取り揃えた。3階には衣料品のほか駄菓子コーナーや玩具を展開するキッズ向け売り場を充実させ、遊び場やフードコートも新設した。営業時間は午前8時から翌午前0時。
 PPIHでは、「食品売り場を強化するとともに子育て世代が利用しやすいように改装した。MEGAドン・キホーテへの転換で地域ニーズに対応した店舗として売り上げ増を期待している」(広報)と話している。

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