マックスバリュ北海道が静内店リニューアル、インストアベーカリー拡充しゾーニングも一新

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 マックスバリュ北海道は、日高管内で同社唯一の店舗である静内店(新ひだか町静内木場町)の改装工事を終え、リニューアルオープンした。インストアベーカリーの売場を拡充、ゾーニングも変えるなど今年3月にリニューアルした手宮店(小樽市)をモデルにした「新しいマックスバリュのイメージにした」(広報)という。(写真は、リニューアルした静内店と拡充したインストアベーカリーの売場)
 
 改装工事のため4月4日から6日までの3日間休業、7日午前9時から営業を再開した。静内店は、2003年7月にオープンし、小幅な手直しは行ってきたが、今回は設備ユーテリティにも手を加えるなど開店以来の大掛かりの改装になった。
一連のリニューアル投資額は数千万円としている。
 
 ポイントは、自社展開しているインストアベーカリーの『マックスベーカリー』の売場面積を拡充したことと売場の什器、冷ケースを交換、商品のゾーニングも一新したこと。 
 
 同社では、新しいマックスバリュのイメージを打ち出す改装工事を進めているが、モデルは3月にリニューアルした「手宮店」。静内店もこのモデルを踏襲した。
 
 売場面積は、約1600㎡で変更はない。静内店は、同社の店舗の中でも売上高が上位の部類に入る収益店舗。リニューアルによってさらに売上増を見込んでいる。
 
 静内店のある静内木場町付近は、日高国道(237号線)沿いに商業集積が進んでいる。5月の大型連休明けにはヤマダ電機静内店の建設工事が始まり7月20日にオープンするなど、木場町の商業集積がさらに進むものと見られている。
 
 一方、中心部の静内御幸町のピュア食品は売上げ低迷で今年1月に事業を停止、撤退している。ただ、この店舗跡には他の食品スーパーが居抜き出店する方向で誘致が進んでいる。

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