コープさっぽろの2011年度(2011年3月21日~12年3月20日)決算は、経常利益に当たる経常剰余が約20億円、税引き前の当期純利益は10億円程度になった模様だ。(写真は、コープさっぽろ本部)
 
 2010年度は経常剰余10億5500万円だったが、新店開店に係る費用など臨時損失を含めた特別損失が29億1600万円あったため、12億1500万円の純損失を余儀なくされていた。
 
 2011年度は経常剰余が10年度比でほぼ倍増、特別損失を差し引いても10億円程度の純利益となりそう。
 
 コープさっぽろは、過去の負債や道央市民生協などとの統合で累積損失が膨らみ、10年度決算では218億4400万円の累積損失がある。11年度決算が黒字になる見通しのため、累損解消に向けた取り組みが進むことになる。


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