マックスバリュ北海道がEDLP業態の「ザ・ビッグエクスプレス前田店」(札幌市手稲区前田)をオープン、激安競争過熱

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 マックスバリュ北海道は、ジョイ前田店(札幌市手稲区前田8条10丁目)を激安食品スーパーの「ザ・ビッグエクスプレス前田店」に業態変更し、24日午前8時50分にオープンした。この店舗のある地域は食品スーパーの激戦区のため、EDLP(エブリデー・ロー・プライス)のザ・ビッグ業態に変更し、地域の買い物客に生鮮食品などを激安価格で販売することにした。(写真は、オープンしたザ・ビッグエクスプレス前田店と9円じゃがいもを詰め込む買い物客)
 
 ザ・ビッグエクスプレス前田店の売場面積は、約1000㎡。ジョイ前田店として1991年9月7日に開店したが、ここ数年は売上げが伸び悩み、昨年9月には300mほどの至近の距離に豊月のフードDボスコ店がオープン、客足は低下傾向を続けていた。
 
 このため、マックスバリュ北海道は、EDLPの業態であるザ・ビッグの比較的小面積に対応したエクスプレスに転換し、来店客の増加と売上げ拡大を進めることにした。
 
 24日のオープン日は北海道産じゃがいも、玉ねぎ、埼玉・千葉県富里市産のにんじん各1個を9円(税込)で販売しているほか、25日には宮崎・千葉県旭市産きゅうり1本27円(税込)、国内産若どりもも肉100g当たり57円(税込)などが販売される。
 
 店舗従業員はこれまでの40人から50人に増やすが、正社員を減らしてパート・アルバイトの比率を高めることで人件費を抑えて低価格に反映している。

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