釧路郡釧路町とイオン北海道（本社・札幌市）は、地域の一層の活性化及び行政サービスの向上を図るため、「協同のまちづくり」に関する包括連携提携を締結した。協定を記念して「イオン釧路店」（釧路町桂木１丁目１ー７）に釧路町の地産地消コーナー『ロ・バザール釧路町セレクション「lobano-ichi(ロバノイチ)」』を新設した。
（写真は、２月19日に行われた釧路町とイオン北海道の協定締結式。左から小松茂町長、青栁英樹社長＝イオン北海道提供）
（写真は、「イオン釧路店」に開設された釧路町の特産品が並ぶ「ロバノイチ」コーナー＝イオン北海道提供）
協定締結に基づいて釧路町とイオン北海道は、「ともに支え合い笑顔で健康なまちづくり」、「豊かさと活力みなぎる産業のまちづくり」、「心豊かで人と文化を育むまちづくり」など６項目で緊密な連携を図る。
協定を記念して「イオン釧路店」の銘店売り場に『ロ・バザール釧路町セレクション「lobano-ichi(ロバノイチ)」』を新設。ロ・バザールは２０１３年に釧路町別保公園内にオープンした、釧路町振興公社が運営する地産地消センター。野菜や魚介類、お土産など物販のほか、旬の食材や釧路町ならではのアイデアを凝らしたメニューが人気のパークカフェもある。今回は、釧路町振興公社の協力を得て、ロ・バザールのサテライトコーナーとして「ロバノイチ」を「イオン釧路店」内に開設したもの。
また、「イオン釧路店」のフードコート「フードホール」側エスカレーター横に「釧路町行政情報コーナー」を設置。PRコーナーでは、釧路町の各種パンフレット及びイベントチラシの設置、ポスター掲示などを行う。
釧路町の小松茂町長は、「イオン店舗での行政情報コーナーの設置やバス待合機能の整備を進め、行政ができなかったことを協力してやっていけることに期待している」と話した。また、イオン北海道の青栁英樹社長は、「町民の皆さまに釧路町に住んで良かった、イオンがあって良かったと思っていただけるよう行政と一丸となって取り組みを進めたい」と語った。
「イオン釧路店」は、１９８７年12月に開店した「ホクホー釧路店」の流れを汲む店舗で、同町に進出して今年で33年目になる。
