コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、2020年度(20年3月21日~21年3月20日)に札幌市内で新規出店する。これまで、既存店舗のスクラップ&ビルドが多かったが、数年ぶりに新規店舗を構える。(写真は、昨年10月にスクラップ&ビルドした「なかのしま店」)
コープさっぽろによると、白石区内で土地確保のめどが付いたとしている。周辺には他の食品スーパーなどがなく競合が少ない上に地域住民からの出店要請もあったため新規店舗を構えることにした。出店時期は年度内で店舗規模などはこれから決めるという。
コープさっぽろは、函館市戸倉町224番4ほかで「とくら店」の新規出店も計画している。店舗面積は約438坪(1447㎡)。ただ、こちらの出店は流動的。立地条件などによっては札幌市内の1店舗に集中投資する可能性もある。コープさっぽろの2019年1~12月の店舗売上高は前年より3%程度減少したもよう。今年は惣菜強化やグロサリー商品を中心にEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)を導入、店舗競争力をアップさせて売上高を伸ばす。