アインホールディングス(本社・札幌市白石区)は、事業子会社のアインファーマシーズ(同・同)が展開しているドラッグ&コスメの「アインズ&トルペ」を「大丸梅田店」(大阪府大阪市)、「大丸京都店」(京都府京都市)、「大丸下関店」(山口県下関市)の店内にそれぞれ出店する。百貨店内への出店はこれで6店舗になる。(写真は、札幌市内の「アインズ&トルペ」)

 百貨店の「大丸」を展開する大丸松坂屋百貨店(本店・東京都江東区)は、お客にとって「楽しい店舗とは何か」、「魅力的な店舗とは何か」を追求、新しい買い物体験を提供できる店づくりを目指している。一方、「アインズ&トルペ」は、「女性が1時間楽しめる店」をコンセプトにしたトータルビューティーショップ。これまで、百貨店内への出店は「西武池袋本店」(2009年11月出店)、「京王百貨店新宿店」(17年8月出店)、「小田急百貨店町田店」(17年8月出店)だったが、今回、大丸松坂屋百貨店から出店の誘いがあり「大丸」3店舗への出店を決めた。

 出店時期は、「大丸下関店」が3月中旬で1階、売り場面積約275㎡(約83坪)、「大丸梅田店」は4月下旬で5階、売り場面積約342㎡(約103坪)、「大丸京都店」も4月下旬で3階、売り場面積約299㎡(約90坪)。いずれの店舗も、客層に応じた店舗づくり、商品展開を進める。

 現在、「アインズ&トルペ」は札幌15店舗(新千歳空港含む)、仙台1店舗、首都圏36店舗、名古屋2店舗、大阪3店舗、神戸1店舗の58店舗を展開しており、同社の決算期にあたる4月末までには61店舗に増える。
 同社では今後、西日本地区に積極出店していく考えで、福岡の商業施設「KITTE HAKATA」に入っている博多マルイの店内にも出店する予定だ。(※丸井は日本百貨店協会に加盟しておらず百貨店に分類されていない。このためアインファーマシーズは「アインズ&トルペ丸井錦糸町店」などを百貨店内への出店としていない)


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