帝国データバンク札幌支店は、2018年度北海道内スーパーストア売上高ランキングをまとめた。1位はコープさっぽろ(本部・札幌市西区)、2位はイオン北海道(本社・同市白石区)、3位はマックスバリュ北海道(同・同市中央区)だった。上位10位まではランキングに変動があったものの顔ぶれは変わらなかった。(写真は、札幌市西区にあるコープさっぽろ本部)

 1位のコープさっぽろは、売上高2945億5900万円(前期比0・6%増)、ランキング対象となった2007年度から12年連続で首位になった。2位は、イオン北海道で売上高は2042億3300万円(同0・5%減)、3位は売上高1292億8000万円(同2・6%増)のマックスバリュ北海道で初めてラルズ(同・同)を抜いて順位を上げた。

 グループ別売上高では、イオン北海道とマックスバリュ北海道のイオングループ2社が、店舗数164、売上高合計は前期比0・7%増の3335億1300万円、4年連続でトップになった。
 2位はコープさっぽろと業務提携先の魚長(本社・函館市)のコープさっぽろグループは、店舗数127、売上高は同0・4%増の3058億200万円、3位はラルズや道北アークス(本社・旭川市)、福原(同・帯広市)、道東アークス(同・北見市)、道南ラルズ(同・函館市)、東光ストア(同・札幌市中央区)のアークスグループで、店舗数は217、売上高合計は同0・6%減の3040億4100万円だった。

 上位50社の売上高合計は前年度比0・1%増の1兆1912億5800万円、上位10社の売上高合計は同0・2%増の1兆352億3100万円だった。

1位から20位までの法人名と売上高は次の通り。カッコ内は前期比伸び率。
①コープさっぽろ 2945億5900万円(0・6%増)
②イオン北海道 2042億3300万円(0・5%減)
③マックスバリュ北海道 1292億8000万円(2・6%増)
④ラルズ 1286億円(0・5%増)
⑤ホクレン商事 644億2200万円(1・2%減)
⑥東光ストア 449億3000万円(1・2%減)
⑦道北アークス 433億2200万円(3・2%減)
⑧福原 427億1700万円(1・1%減)
⑨北雄ラッキー 422億9000万円(1・4%減)
⑩ダイイチ 408億7800万円(3・3%増)
⑪道南ラルズ 243億1700万円(0・0%)
⑫道東アークス 201億5500万円(0・4%減)
⑬北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテール 176億2000万円(2・3%減)
⑭豊月 158億8400万円(1・8%増)
⑮魚長 112億4300万円(3・8%減)
⑯津司 110億円(0・0%)
⑰東武 57億円(1・7%減)
⑱ダイゼン 51億6600万円(11・5%増)
⑲モリワキ 43億4200万円(3・1%増)
⑳ハピオ 37億9000万円(0・0%)


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