食品スーパーは生活に密着した業界だが、ネット社会の台頭や少子高齢化、人口減少によってどう持続可能な体制を構築していくかが問われている。スーパー業界に身を置いてから令和2年で満60年になるアークス(本社・札幌市中央区)の横山清社長(84)は、スーパー業界の変遷を体験してきた今や数少ない現役のトップだ。リアルエコノミーは毎年横山社長へのインタビューで新春を飾っている。今年も横山社長の時代感や自社戦略などをシリーズで掲載する。