トライアルが「江別大麻店」3月28日にオープン、小型食品スーパーの実験店舗と位置づけて居抜き出店

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 ディスカウントスーパーのトライアル(本社・福岡市)が、江別市大麻で小型食品スーパー「江別大麻店」を3月28日にオープンする。トライアルは道内14店舗を展開しているが、いずれも大型店。今回は店舗面積900㎡級の小型スーパーで実験的な位置づけ。出店場所は、大麻東町でかつて食品スーパーのジョイやラルズマートが出店、現在は空き店舗になっていた。(写真は、トライアルが営業を始める大麻東地区センター)
 
 出店するのは、大麻東地区センターで2階は江別市の所有で大麻出張所として利用され、1階部分が空き店舗になっている。2階は江別市、1階は大麻銀座商業協同組合がそれぞれ区分所有している。
 
 1階の店舗部分には、ジョイが当初、テナントとして営業していたが撤退、その後ラルズマートが入居。しかし、2年ほど前に撤退して空き店舗状態が続いていた。
 
 大麻東地区センターは、大麻銀座商店街と隣接しており、同商業組合は核店舗となるテナントの誘致を進めてきた。これまでに数件の問い合わせがあったが、食品を中心にしたスーパーに絞り込んでいたため後継テナントはなかなか決まらなかったという。
 
 トライアルも一度は断ったものの、今後小型食品スーパーとして道内展開するに当たってテストケースとして出店することを決め、同商業組合と10年間の賃貸借契約を結んだ。
 
 バックヤードを含めた店舗面積は約1155㎡で売場面積は990㎡程度になりそう。
 店舗は、大麻13丁目バス亭の前で、付近にはUR都市機構の大麻園町団地があり、歩いて買い物ができる店舗として利用が見込めそう。

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