2019年は新天皇が即位、「平成」から「令和」に元号が変わり10月には軽減税率が適用された食品を除き消費税率が10%にアップするなど、祝賀ムードと節約ムードが交錯する1年だった。残すところ半月あまり、今年1年を振り返って開店したスーパー、閉店したスーパーをまとめた。今回は2019年1月から6月までの上期分を紹介する。
(写真は、「イトーヨーカドー釧路店」)
(写真は、「フードセンター小樽店」)

 1月は、閉店が続いた。20日に「イトーヨーカドー釧路店」(釧路市)が37年間の営業を終え閉店。ヨーカドー店舗としては13年9月の新川店(札幌市北区)に続く閉店で、道内のヨーカドー店舗はこの時点で10店舗になった。31日には、マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)の「フードセンター小樽店」(小樽市)が約20年間の営業を終えた。00年に札幌フードセンターと北海道ジャスコが合併してマックスバリュ北海道が誕生したが、その1年前の1999年に開店したのが同店。合併後の新店舗は、「マックスバリュ」の屋号を採用しており、「フードセンター」と命名された店舗としては最後にオープンした店舗だった。

(写真は、「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店」)
(写真は、「マックスバリュ有珠川店」跡に居抜き出店した「セイコーマート有珠の沢店」)

 2月に入ると1日に「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店」(札幌市中央区)がアルシュビル内にオープン。18年1月に「ドン・キホーテ狸小路店」を開店させていたが、狸小路本店のオープンに合わせて同店は「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館」に名称を変更、2館体制になった。同商店街にあるスーパーは「ドン・キホーテ」のみでインバウンドや若者を中心に賑わっている。

 28日には「マックスバリュ有珠川店」(苫小牧市)が閉店した。同店は98年に王子サービスセンター(苫小牧市)の小売店舗として営業を開始、03年4月にマックスバリュ北海道が同店を承継「マックスバリュ」に屋号を変えて16年間営業してきた。閉店後の5月には、「セイコーマート有珠の沢店」が居抜き出店している。

(写真は、「MEGAドン・キホーテ札幌篠路店」)

 3月は、22日に「MEGAドン・キホーテ札幌篠路店」(札幌市北区)がオープン。旧長崎屋の「ラ・パーク篠路」から「スーパーセンタートライアル篠路店」に変わり、トライアル店舗の移転新築によりドン・キホーテが出店した。道内のドンキ店舗にはなかったワンフロア1500坪の売り場に、ドンキの新しいMD(販売政策)が導入されている。

(写真は、「スーパーアークス鳥取大通店」=東洋印刷提供)

 4月は、27日にアークス(本社・札幌市中央区)グループの福原(同・帯広市)が「スーパーアークス鳥取大通店」(釧路市)をオープンさせた。旧十條製紙サービスセンターの流れを汲む「ビッグハウス釧路店」の老朽化に伴う同一敷地内での建て替えで、「スーパーアークス」業態は釧路市内初となった。

(写真は、「卸売スーパー清田店」)
(写真は、「Aコープびばい本店」)
(写真は、「いちまるフードプライス店」)

 5月になると低価格食品スーパーの卸売スーパー(本社・札幌市手稲区)が「清田店」(札幌市清田区)を9日にオープンさせた。4月21日に閉店した同社の「買いだめ市場美しが丘店」(同区)の代替店舗という位置付け。「清田店」は、同社の仕入れ力を生かした豊富な品揃えと圧倒的な商品量、低価格が武器の店舗になっている。

 29日にはJAびばい(本所・美唄市)の本所に併設して展開していた「Aコープびばい本店」が閉店。31日にはマックスバリュ北海道が帯広市内で展開していた「いちまるフードプライス店」が閉店した。マックスバリュ北海道は、15年10月に十勝が地盤のスーパー、いちまる(本社・帯広市)から全14店舗を承継、直営店舗にした後、不採算店の閉店や収益店舗の「マックスバリュ」への転換を実施してきた。「いちまるフードプライス店」の閉店で、「いちまる」の屋号が残る店舗はこの時点で2店舗になった。

(写真は、「マックスバリュ柏木店」)

 6月に入ると、マックスバリュ北海道が30日で「マックスバリュ柏木店」(函館市)を閉店。同店は、旧ホリタの「柏木プラザ店」から40数年間営業を続けてきた市民に愛された店舗。同社は、15年9月に旧ダイエーのグルメシティ6店舗とダイエー円山店(札幌市中央区)を承継。函館地区ではグルメシティ4店舗を承継したが、「深堀店」は承継後に閉店させていた。「深堀店」と「柏木店」は近くにあったため、2店を引き継ぐ形で今年7月26日に「マックスバリュ深堀店」を新築オープンさせている。(2019年7月から12月までは次回に続く)



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