マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、旭川市内にディスカウントストア(DS)の「ザ・ビッグ アモール店」を出店する。今年10月31日で閉店した「コープさっぽろ アモール店」跡へ居抜き出店するもので、オープン時期は明確ではないが年明け以降とみられる。(写真は、コープさっぽろが営業していた当時の「アモール店」)
「ザ・ビッグ アモール店」は、旭川市豊岡3条2丁目2ー19にある1983年に竣工した、店舗面積約1463坪(4830㎡)の建物を利用する。元々は旧「旭友ストアー アモール店」としてオープンしたが旭友ストアーが事業停止。2010年にコープさっぽろが建物を所有する旭川電気軌道(本社・旭川市)から店舗を賃借して出店、9年間営業を続けてきた。
マックスバリュ北海道は、コープの閉店後、居抜き出店を決めた。同社は現在、旭川市内で「ザ・ビッグ宮前通店」(宮前1条3丁目2ー5)と17年11月に新築オープンした「ザ・ビッグ緑が丘店」(緑が丘東3条1丁目3ー39)の2店舗を展開しているが、「ザ・ビッグ アモール店」を出店することでDSドミナント(集中出店)を形成する。
(写真は、「ザ・ビッグ宮前通店」)
(写真は、「ザ・ビッグ緑が丘店」)
同社は、釧路市内でも「ザ・ビッグ」4店舗のDSドミナントを形成、節約志向の高まりを受けて好調な伸びを示している。価格競争が道内で一番とされる旭川でもDSドミナントを形成することで買い物需要に応えていく。