大和ハウスグループの大和リース(本社・大阪市中央区)は23日に複合商業施設「ブランチ札幌月寒」(札幌市豊平区月寒東3条11丁目1ー24)をグランドオープンさせる。今年7月に一部先行オープンしていたが、このほど「スーパーセンタートライアル月寒店」や「セカンドストリートBRANCH札幌月寒店」、「ダイソーブランチ札幌月寒店」が開店、24店舗が集積する商業施設として本格スタートを切る。(写真は、「スーパーセンタートライアル月寒店」などが入る商業棟)
(写真は、回廊型公園『コポロパ』内のカフェなど)

「ブランチ札幌月寒」は、道立産業共進会場跡地を大和リースが公募型プロポーザルで取得、昨年10月から建設していた。『人・まち・緑がつながる憩いの空間』を標榜し、豊かな緑の周辺環境と調和を保ち地域住民の交流の場となる公園機能も備えている。

 施設内には大小の建物が7棟建ち並び、中央には回廊型の公園『コポロパ』(アイヌ語の成長を意味するコポロとパークを組み合わせた造語)を設置、「スターバックスコーヒー」や「手打ちそばさくらの定食屋」、「コクドウカレー」などのレストランやカフェ7店舗を配置している。

 7月19日に体操教室、認可保育園、カフェなどが先行してオープンしたが、このほど商業棟2棟にディスカウント業態の「スーパーセンタートライアル月寒店」、中古品買取販売の「セカンドストリートBRANCH札幌月寒店」、100円ショップの「ダイソーブランチ札幌月寒店」が入り23日グランドオープンすることになった。敷地面積は約1万3385坪(4万4173㎡)で7棟合計の延べ床面積は約4636坪(1万5300㎡)。駐車台数469台、駐輪場は134台。

「ブランチ」は大和リースが全国に展開する複合商業施設。「つどう、つながる、ひろがる」を施設のコンセプトに大きく広がる木の枝をイメージ。地域コミュニティを育む拠点として体験型施設や交流スペースを設けた新しい業態の複合商業施設。「神戸学園都市」、「茅ヶ崎」、「仙台」などがあり「札幌月寒」は全国8施設目となる。


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