北海道のイオングループ(イオン北海道、マックスバリュ北海道)は、ご当地電子マネー「はこだてWAON」の利用金額の一部、187万円を函館市に寄付した。(写真は、27日に函館市役所で行われた寄付金贈呈式=マックスバリュ北海道提供)
イオンと函館市は、まちづくりに協働で取り組むことを目的に2014年10月、「協働のまちづくりに関する協定」を締結。その取り組みの一環として電子マネー「はこだてWAON」を発行、イオングループ各店舗やWAON加盟店で利用すると利用金額の一部が函館市に寄付され、子育て支援事業に役立てられる仕組みになっている。
イオングループの事業年度に合わせ、18年3月1日から19年2月28日までに集まった寄付金額は187万77円(イオン北海道69万5058円、ダイエー67万7798円、マックスバリュ北海道49万7221円)。27日に函館市役所でイオン北海道の青栁英樹社長、マックスバリュ北海道の出戸信成社長が工藤壽樹市長にそれぞれ目録を手渡した。工藤市長からは両社に感謝状が贈られた。寄付金は子育て応援ハンドブック「すくすく手帳」の発行や児童館の備品整備に活用される。
「はこだてWAON」の発行枚数は19年6月末時点で約4万8000枚、寄付金の総額は780万4622円になった。