ツルハホールディングス(本社・札幌市東区)の2020年5月期(19年5月16日~20年5月15日)は、子会社ツルハ(同・同)が展開する「ツルハドラッグ」の北海道店舗数が純増3店舗と過去5年間継続してきた二桁純増にブレーキがかかる。(札幌市西区発寒13条4丁目の「パーラー大黒天・発寒店」跡にはツルハ店舗の建て替えが計画されている。右にツルハ店舗の看板が見える)

 ツルハHDが開示している過去5年間の決算説明会資料から北海道の店舗数を抜粋すると、15年5月期344店舗、16年5月期358店舗、17年5月372店舗、18年5月期388店舗、直近の19年5月期は401店舗となり400店舗台の大台に乗った。

 各期末の出店から閉店を差し引いた純増数は、15年5月期13店舗、16年5月期14店舗、17年5月期14店舗、18年5月期16店舗、19年5月期13店舗といずれも二桁の純増店舗数を維持してきた。

 19年5月期の北海道の売上高前年比は、全店ベースで前期比104・4%、既存店ベースで同101・7%と前年を超えており好調を持続している。
 そんな中、今期は新規出店21店舗、閉店18店舗を予定、期末店舗数は403店舗になる見込みで純増店舗数は3店舗にとどまる。過去5年間続けてきた20店舗ペースの新規出店は続けるが、閉店数が18店舗と例年を大きく上回るため純増数が過去5年間で最少となる。純増二桁を続けてきたツルハの急減速は、ドラッグストア市場の変化の兆しかもしれない。


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