マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)の出戸信成社長(54)は、2015年10月に承継した十勝地盤の「いちまる」店舗部門が今期(2020年2月期)に黒字転換することを明らかにした。同社は20年3月1日にイオン北海道(同・同市白石区)との合併を控えており、承継店舗部門の黒字化で合併後の運営がスムーズに運ぶようにする。(写真は、マックスバリュ北海道の出戸信成社長)

 マックスバリュ北海道は、15年9月にダイエーから7店舗、10月にいちまるから14店舗の合計21店舗を承継。ダイエー店舗は儲け頭の「マルヤマクラス店」(札幌市中央区)や赤字店舗だった「富川店」(沙流郡日高町)の黒字化、函館市内の店舗閉鎖などにより19年2月期に黒字化した。

 一方、いちまる承継店舗のうち黒字店舗は「稲田店」(帯広市)と「中札内店」(河西郡中札内村)の2店舗しかなく、承継店舗トータルの赤字が続いてきた。19年2月期までに5店舗を閉店、6店舗を「マックスバリュ」業態に改善してきたが、2億円強の赤字を計上していた。

 今期に入って、「いちまるフードプライス店」(帯広市)を19年5月末に閉店、承継店舗数は14店舗から8店舗に減少したが、承継してから4年で黒字化を達成する見通し。なお、いちまる承継部門の売上高は年間90億円強。承継店舗部門の黒字化によって利益の押し上げ効果が高まり、今期の純利益は7億5000万円と前期比6割の増加を見込む。



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