食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2019年5月度売上高前年比が3日、開示された。既存店売上高は、前年同月比102・0%で2ヵ月ぶりに前年を超えた。(写真は、4月12日に増床オープンしたダイイチ「白樺店」)
同社は新規出店がこの1年間なかったため、全店と既存店が同じ数値。4月度は「白樺店」(帯広市)が増床工事のため11日間休業したことが響き、売上高は前年割れだったが5月度は同店もフル稼働し全体売上高を押し上げた。
部門別売上高前年比は次の通り。
■青果 103・3%
■水産 95・9%
■畜産 102・0%
■惣菜 101・0%
■デイリー 102・1%
■一般食品 103・6%
■日用雑貨 102・7%
■その他 97・5%
畜産、惣菜、デイリー、日用雑貨は4月の前年割れから盛り返していずれも前年を超えた。中でも惣菜は昨年10月から前年割れが続いていたが8ヵ月ぶりに前年を超えた。
客数は同100・7%、客単価は同101・3%になった。